お気楽夫婦の2007年問題「ストリングスホテル東京」

dsc2007年、今から楽しみだ。どんな計画を立てようかと悩んでいる。高齢化社会が急速に進み、その象徴となる団塊の世代の退職が始まることによって起きる「2007年問題」が話題だ。けれど、お気楽夫婦の話題は外資系ホテルの東京進出により起る「2007年問題」。実に脳天気でお気楽な夫婦である。良い大人としてどうかと思う。

けれど、楽しみなものは仕方がない。ココロオドル。東京に進出が予定されているのは、ザ・ペニンシュラ、マンダリン・オリエンタル、ザ・リッツ・カールトン…。新御三家と呼ばれる先行外資系ホテル、パーク・ハイアット東京、ウェスティン東京、フォーシーズンズ椿山荘も、改装などで対抗策を打ち始めている。よしよし、望むところだ。宿泊者オリエンテッドにどのホテルも頑張って欲しい。

ところで、国内資本のホテルはどうだろう。ロイヤルパーク汐留タワー、パークホテル東京など汐留地区をはじめとした再開発エリアに相次いで開業したホテルは、ターゲットを明確にし、それぞれに個性を出し検討しているようだ。ますます望むところだ。ということで、品川のストリングスに行ってみた。

立地やサービスはエグゼクティブなビジネス客を狙っているのだろうか。チェックインした後の宿泊者だけしか入れない、オートロック式のエレベーターホールが印象的。部屋も機能的でデザインもOK。レストランも合格ライン。そして何よりも24時間利用可能なジム。ここからの眺めが素晴らしい。足元から拡がるTOKYOの風景を見ながら、トレッドミルを走っていると時間を忘れ、何時間でも走っていられる気がしてくる。気分爽快。ロッカールームは小さいけれど、心配ない。時間帯によるが、利用客は少ない。

このホテルのターゲットとは全く合致しない我々からすると、エグゼクティブな方々の行動パターンの逆張りをして過ごせば、快適なホテル・ライフを送れる穴場ホテルかもしれない。

■当時は全日空系列だったストリングスホテル東京。現在は、ストリングスホテル東京インターコンチネンタルに変わった。

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